audio forma#3

skecth.jpg5月30日(日曜)、青山CAYにて行われたイベント「audio forma#3」。エレクトロニック・サウンドの「今」をプレゼンテーションするイベントと題されたこのイベントは今的なオーディオパフォーマンスを日本とドイツのアーティストがラップトップスタイルで披露した。日本からはスケッチ・ショー、黒川良一、徳井直生、ドイツはレーベルmille plateauxからレッヒェンツェントルム、morr musicのヘルマン・ウント・クライネ、クリスティアン・クライネ、スタティック等が出演する。午後6時スタート11時終了のコンサートスタイルだった。
この日一番注目していたのは細野晴臣と高橋幸宏のスケッチ・ショー。ティン・パン・アレー、Y.M.O.ハット、そしてスケッチ・ショーとメンバー、スタイルを変え自身を変革してきた細野氏の結晶物を垣間見た気がした。Y.M.Oの再燃かと言われることもあるとおりすこし懐かしさも感じられた。Y.M.Oと比較するとパフォーマンス性に欠けるところもあれど、音づくりはさすがに貫禄がありかっこいい。途中から見たので全部は語れないが、ほかのドイツからきたアーティストは自分には少し重かった気がする。客層は20代が多そうだが往年のY.M.Oファンもちらほらいそうで全体的にテクノミュージックがオタクカルチャーだった頃の客層を思い出す。空間に対する人口密度が少々過密で居心地は良いとはいえなかったけれども、引きこもりに近いオフィスワークからたまにエスケープして、こういう時間もつくづく自分には必要だった。

2004年06月01日: mikado | comment (0)

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