Zauberberg / GAS

cd_gas01.jpg涼しくなってきてからの、私のオヤスミミュージック

Zauberberg / GAS

この曲を聴きながら、ゆったりストレッチをして眠ると深く深く眠れます。
音響、ズブズブ系。GAS中毒になります。
一時期、音響系にはまっていたときに私のお気に入りCDのほとんどが同一人物の作品と知ったときなんだかまんまと乗せられたような気分になりました。
Wolfgang Voightの手の内で転がされっぱなしです。ダイスキ☆

 
Zauberberg / GAS
”MIKE INK” ”LOVE INC” ”Digital” ”All” ”Grungerman” ”M:I:5” ”Mint” ”Studio 1” ”Wassermann”などなど沢山の別名をもつWolfgang Voightのアンビエント名義GASの2nd。
98年発 Mille Plateaux

2004年08月30日: yukarhythm

Thom Brennan

Satori
Zero Music
TMB music
satori.jpgランドスケープアーティストでもあり、ナチュラリストでもある孤高のアンビエント・コンポーザー、Thom Brennan。
大手レコードショップはもとより、専門的なお店にすらお目にかけることは無いが、彼の崇高で聴く者をメンタルハイにさせる、それでいて温かみに満ちた作品は他に無いだろう。
特にこの「satori」。日本語の「悟り」にちなんだタイトルどおり、最後まで聞いた頃には幽体離脱していること間違いなしです。まあそれは冗談ですが脳細胞はかなり活性化されているははずです。
71分で1曲というスーパーミックスは、すべてシンセサイザーの和音と様々なノイズによる途切れの無い構成。ゆっくりと変化する要素は瞬間的には音楽というより大自然の営みを表す空間といえそうだ。
この作品、「悟る」かどうかは個々の聴き方にもよりますが、あるステージには連れてってくれます。

2004年08月10日: mikado

Him

New Features(←amazonで視聴可能)
Fat Cat
newfeature.jpgダグ・シャーリン率いる Jazz/Dub バンド、「him」。
ツインドラムによる走りうねるようなグルーブ、そしてお馴染み、狂酔のヴィブラフォンと深いディレイ、70年代のアメリカを折檻していたフリージャズ、サイケデリックジャズのようなその瞬間瞬間を快楽的に演奏してゆき、演奏する者、聴く者、その場にいるものが陶酔していく。1曲が延々と続くセッションはそのためだ。他のアルバムにも共通しているが、曲の切れ目が無い。そして即興的要素も随所に盛り込み、ライブ感は抜群。踊らずに入られなくなる。
これを聴くとトータスが聴けなくなるというが、それは本当にそうだ。
8月の来日がとても楽しみだ。

2004年08月01日: mikado